こんにちは27歳社会人一人暮らしのyusaです
今回は鉄板割烹という珍しいコンセプトでおすすめできる店を見つけたので皆さんにご紹介したいと思います
その名も「料理屋 自在」
京都市・三条にある創作料理・鉄板焼きのお店「料理屋 自在」【公式】 (kyoto-zizai.com)
場所
三条通りの少し小道を入ったところにあります。
小道の入り口に小さくお店の名前の看板がありますので迷うことはないと思います。こういう細かな配慮がされているのもオーナーさんの心遣いが感じられて良いですね。
阪急の烏丸駅、地下鉄の烏丸御池駅から歩いて行ける距離にあるので行きやすい位置にあると思います。
こういう小道はわくわくします。日本語の下に英語が書いてあるのでコロナ前は外国人のお客さんも多かったのでしょうか。
表札も木目調で味があります
席
2階建てで、1階にカウンター8席、2階に4人掛けテーブル席が4席あります。
1階のカウンターは目の前で調理している様子が見えるようになっていたので、料理が出来上がる工程を楽しむことができます。鉄板料理のお店は他にもいくつか行ったことがありますが、料理が出来上がる工程を見ることで料理に関する調理方法など新しい知識が身につくので個人的に好きです。私は他の鉄板料理のお店でガーリックチップを作るコツを教わりました笑
あまり、カウンターで食べないという方はぜひ試してみてください。
ただ今回、これだけカウンターの良さを熱く語っておきながら2階のテーブル席で料理をいただきました。2階のテーブル席も和モダンで非常にゆったりできる雰囲気でした。中心にある照明が特徴的でオーナーさんのこだわりが感じられました。
照明の明るさが丁度良く、料理が映える色合いでした。
料理
料理はコース料理をいただきました。コースメニューは後半に写真でのせておきます。
私のお気に入り1つ目は、野菜のアミューズの中の一品「空豆のムーステリーヌ」です。
こちらの料理は空豆のムーステリーヌにウニと卵黄がかかっています。ウニは味が濃いので空豆の味がまけてしまうのではないかと思われるかもしれませんがそんなことはありません。空豆のテリーヌ自体もしっかりとした風味がありウニとちょうど良いバランスでした。また、卵黄がかかることでウニと空豆の味が溶け込むようなまろやかな味わいに仕上がっていました。またムースなので舌触りもよくこれを食べた時にこのお店は名店であると感じました。
お気に入り2つ目は、「低温調理した京鴨ロース~春キャベツの香味野菜包み~」です。
私も家で低温調理器は使うので肉が柔らかく仕上がることは知っていましたが、鴨肉を低温調理したことはなかったので驚きました。おそらく脂肪の付き方と薄くスライスされているが十分な旨味があったことから部位としてはもも肉ではないかと推測しています。(この答えについては確認できていないので、もし皆さんが店に行かれて答えがわかりましたらぜひ教えてください)また、鴨肉と一緒にでてきたキャベツでマスタードを巻いた品も非常に美味しいです。マスタード辛みと春キャベツの甘みが絶妙なバランスで一体化しています。マスタードの新たな調理方法の一面をみることができて大満足です。
お気に入り3つ目は、ブイヤベース仕立てのリゾット「カルタファタの包み~菜の花と黄味ソースを添えて~」です。
料理が好きな方であればご存じかもしれませんが、こちらの品の名前についているカルタファタとは、耐熱性のラップのようなものです。食材を包んで火を通すときに使ったりします。リゾットはブイヤベースが濃厚で味わい深く満足感の高い品に仕上がっています。一緒についている菜の花のソースをつけてあげるとその香り、爽やかな風味が相まって口の中でリゾットの旨味がより際立つような感覚を味うことができます。またリゾットの量もシメの一品として丁度良い量でした。
以下に料理の写真を載せておきます。
コースのメニュー
桜鱒のタルタル
野菜のアミューズ、上:山菜と黒ニンニクXO醤ナムル、左:冷製アスパラベーコン、右:空豆のムーステリーヌ
フォアグラのフラン
鰆のミキュイ
低温調理した京鴨ロース
鉄板メイン(左:黒毛和牛リブロース、右:国産牛ヒレ)
ブイヤベース仕立てのリゾット
ドルチェ
店主さん、スタッフさん
店主さん、スタッフさんの印象が非常に良かったです。スタッフさんが一生懸命仕事に取り組んでいる様子が見てわかりましたし、店主さんは帰るときに入り口の小道を抜け三条通りに入るまでずっとこちらを見てお辞儀をさえていたので素晴らしい心遣いだなと感動しました。また行きたくなるようなお店でした。
最後に
いかがでしたでしょうか?
京都で鉄板料理が食べたい、、趣向をこらした料理を食べたい、、
そんな方は「料理屋 自在」に足を運んでみてはいかがでしょうか
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