京都であなたの悩みを解決名物大将のいる鮨屋「寿斗 ふかがわ」

京都グルメ

こんにちは27歳社会人一人暮らしのyusaです

京都でこだわりをもった面白い大将さんがいて、お寿司の味も素晴らしいお店を見つけたので皆さんにご紹介したいと思います。

その名も「寿斗ふかがわ

寿斗 ふかがわ(旧 寿司 深川龍丈) (すし ふかがわ) – 京都市役所前/寿司 [一休.comレストラン] (ikyu.com)

場所

寿斗 ふかがわ 御所南本店 · 〒604-0982 京都府京都市中京区松本町576−2 ルレーブ寺町夷川
★★★★☆ · 寿司店

一番近いのは京阪の神宮丸太町駅で徒歩10分ほどでつきます。ただ地下鉄の丸太町駅や烏丸御池駅からも似たような距離ですので鴨川を眺めたい人は神宮丸太町駅、落ち着いた雰囲気が好きな人は烏丸御池駅や丸太町駅か行くことをお勧めします。

店構えも京都らしい落ち着いた感じで、「寿斗深川龍丈」という木の表札があるのですぐにわかります。最近ブログを書く中で今まで言った店を整理しているのですが、私の中で店主の名前がはいっている店は美味しい店が多いという説が浮上してきました(笑)皆さんも店主の名前が入った店を見つけたらぜひ行ってみてください。

席はカウンターのみで10席ほどあります。大将の深川さんが握っているところや盛り付けをしているところを見れるような席配置になっています。

また、室内には独特な絵やオブジェが飾ってあります。お寿司屋さんではなかなか見ないような絵やオブジェがありますので、もし行かれる方がいたら質問してみてください。実際私も気になったのでいくつか質問しましたが、一つ一つにかなり深いエピソードがあります。私のお気に入りは店奥の天井から吊るされている針金のようなものでできたオブジェです。そのオブジェが何を意味するのか初見で分かった方はかなりすごいと思います(笑)

料理

深川さんのお寿司の特徴といえば、やはり食材の組み合わせで味を引き立てている点だと思います。お寿司のネタの選び方、組み合わせ、調味料がものすごく考えられています。

例えば、次の写真のようなウニのお寿司を例にあげると、ウニの濃厚な旨味を岩ノリの甘みと塩気でまろやかにし全体の味をワサビで引き締めるといった食材の組み合わせに明確な意図を感じることができます。

また、深川さんにお寿司を握るうえで一番大事な要素は何か聞いたところ、醤油などの調味料という答えが返ってきました。私としては意外な回答でしたがそこにも理由があるそうです。これは、材料プラス人の手が加わっている分その人たちの思いが詰まっているためだそうです。精神論かも知れませんが、こういう話を聞いて調味料の味に集中しながらお寿司をいただくとお寿司が今まで以上に味わい深いものになった気がしました。

ちなみに、深川さんでは化学調味料は一切使用しないそうです。これにまつわる素敵なエピソードもあるので、ぜひ深川さんに尋ねてみてください。(笑)

すべてではないですが、以下に写真を掲載しておきます。(全て美味しかったです!!)

大将深川さんとその息子さん

私が店に行ったときは、大将の深川さんとその息子さんがいました。気さくな大将と丁寧に対応してくれる息子さんが印象的でした。息子さんもいつか自分で店をやってみたいそうです。応援しています!!

大将の深川さんは面白かったのでいろいろ話をさせてもらいました。食べていた時間よりも喋っていた時間のほうが長いかもしれません。一番印象に残っている良いエピソードを挙げておきます。

「飲食店はコロナで大変ですよね~」みたいな質問をしました。私はてっきりマイナスな返答が返ってくると思っていましたが、深川さんの回答は次のようなものでした。「コロナになって、良いことしかなかった」「自分や周りの人に目を向ける余裕ができて考え方が変わった。コロナになる前は口コミの不満点でいろいろ書かれると自分も悪いけど、お客さん側にも問題あるんちゃうと思うことがあった。でも、今はそう思わない。せっかく来てくれて満足してくれなかったら自分が変わらないといけない。」

私は、この言葉を受けて当たり前のように聞こえるが意外と継続するのが難しいことだと感じました。誰しも初めは誰かを喜ばそうと仕事を始めるのにいつのまにか、初心を忘れ考えに柔軟さがなくなり変化を避けるようになる。私自身にも当てはまることで、まさかお寿司屋さんで気づかされるとは思いもよりませんでした。(笑)

最後に

いかがでしたでしょうか。

お寿司の味ももちろんですが、それを生み出す大将の考え方や人間性がとても印象的でした。

美味しいお寿司を食べたい、人生のアドバイスが欲しい方、おもしろい話が聞きたい方、ぜひ「寿斗ふかがわ」に行ってみてください。

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